概要・あらすじ
作品名:스윙키즈(スウィンキジュ)
邦題名:スウィング・キッズ
製作:Annapurna Pictures
視聴方法:Netflix、dTV
公開日:2018年12月19日
あらすじ:
1951年、朝鮮戦争時の最大の巨済捕虜収容所にて、所長が収容所の捕虜たちによるダンスチープを作りマスコミに取り上げてもらい収容所のイメージアップを図ろうと計画する。
かつてブロードウェイのトップダンサーだった米軍下士官のジャクソンにうようにダンスチームの結成し、クリスマス講演で披露するようにと指示し、ジャクソンは収容所一番のトラブルメーカーであるギス、通訳のパンネ、行き別れた妻を探すビョンサム、自称栄養失調の中国人兵シャオパンの5人でダンスチーム「スウィング・キッズ」を結成する…
2016年の韓国ミュージカル「ロギス」のリメイクだそうです!
キャスト紹介
〇ロ・ギス役 ド・ギョンス
北朝鮮人民軍捕虜の”人民英雄”と呼ばれている兄、ロ・ギジンを持つ。常に強気で反抗的な性格。
学生時代にソ連舞踊学校でコサックダンスを習った経験がある。捕虜収容所にてジャクソンがタップダンスを踊っているのを見てからタップダンスに夢中になる。
捕虜収容所にてアメリカのダンスであるタップダンスを踊ることがうしろめたい事とわかってはいるがタップダンスに対しての情熱は冷めることがない…。
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さすがのギョンスさんという感じで、ダンス最高でした!元々アイドルとは言えども普段踊っているダンスとタップダンスって全然ジャンルが違うし大変だったと思うんですよね…
みんなが認めるぐらいダンスがうまいという役でもあったので、それなりに踊れているだけではダメで、ちゃんとプロ並みに踊らないといけない中で、タップダンスは普段見ることがない何も知らないド素人の私でも心打たれるシーンがたくさんで…演技も素晴らしかった!
兵役も終えて帰ってきてくれたのでこれからの作品が楽しみです(*´▽`*)
〇ジャクソン役 ジャレッド・グライムス
元ブロードウェイのトップダンサー。スウィング・キッズを結成し他のメンバーにタップダンスを教える。黒人の人種差別に苦しむ。
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ダブル主演では!?と思うぐらい彼のストーリーも深かった…。捕虜されてる方も辛いが、捕虜している方もいろいろ悩みや思っていることがあったり~っていうのがジャクソン側のストーリーで描かれていました…。
〇ヤン・パンネ役 パク・ヘス
韓国語の他に英語、中国語、日本語の4か国語が話せる。兄弟たちを養うためにお金が必要な為、ダンスチーム結成時に通訳として雇ってほしいとジャクソンにお願いをする。
当初は通訳だったが、次第にタップダンスに興味を持ち最終的にはダンスメンバーになる。
感想
「サニー 永遠の仲間たち」で有名なカン・ヒョンチョルが脚本監督した作品ですが、ちょっとレトロチックな映画がお得意な方なのですかね…?
サニーは少し前の世代だったので身近に感じられる部分も多く政治的なテーマも皆無でしたが、「スウィング・キッズ」はなかなか重ためのテーマでしたね…
個人的にはこういう戦争時代や国同士の争いをテーマにした映画ってあまり見たくないというか…現実を受け入れたくない自分がどこかにいるんですよね…信じたくないというか…。
今現在も戦争中の国はあると思うのですが、実際体験していないので本当に自分自身現実味がなく、何かで見たり学んだりした時のイメージしかあくまでもないので、ただただ怖くて恐ろしいものという感覚しかないです…。
今回も見ていて、あー嫌だな…辛いな…と思うシーンやセリフがいくつもありました…
この作品は戦争!争い!っていう部分が大きなテーマではなく、あくまでも捕虜中の青年たちが敵である米軍と心通わし、互いに信頼しあってダンスを通して成長したり希望を見出すストーリーだと思うのですが…
ただ単に感動した!泣けた!って感じで済ませちゃいけない感がありました。
特にラストシーンは強く思わされましたね…。。。私は逆に泣けませんでした…。
あ、でもいい作品でしたよ!そこだけは誤解ないようにお伝えしておきます(^_-)-☆
ダンスシーンは特に圧巻でしたね!暗い時代に希望を感じる演出になっていて見ていてほっこりしました!
こんな方におすすめ
〇韓国の歴史を知りたい!
〇歴史映画が好き!
〇ギョンスのタップダンスを堪能したい!
久々に歴史物見ましたが、少し精神的にキマしたね…w幼少期に火垂るの墓を見たり、修学旅行の時に行った原爆博物館とかその他諸々怖すぎて、ちょっとトラウマになっているんですよね…。
体験していない私が戦争なんか絶対しちゃいけないし、とんでもないことだ!と今思えてるってことは、日本の義務教育は成功しているな…って思う今日この頃です…w
いろいろ考えさせられる作品でしたね!興味のある方はぜひ!ギョンスペンもぜひ見てみてください!w
ではまた次回(^^)/
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